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バイアリー・タークは、1688年に勃発した「ブタペストの戦い」において、イギリス軍のバイアリー大尉が敗走するトルコ兵から奪い取ったと言われている。(一説には、ウィーン付近で捕獲したとの説もある)
この時すでに8歳で、この戦争後イギリスにわたる。
1690年からの「ボイン川(アイルランド)の戦い」では、反乱軍の鎮圧に尽力。この馬の速さのおかげで危機を脱出したという逸話も残る。
”ターク”名付けられているものの、種については定かではなく、当時トルコ産の馬はすべてターク種と呼ばれていただけで、実はアラブ種ではないかと言われている。
現に、身体的な特徴はターク種よりもアラブ種に似る。
種牡馬となった後の産駒の質は悪く、勝ち馬はわずかに6頭。これは期待の薄さから種付牝馬の質が低かったためでもあるが、直仔の成績を見る限りいつ消え去っても不思議ではなかった。
しかし、玄孫・ヘロドとその子・ハイフライヤーが種牡馬として大成し、のちに三大始祖と呼ばれるまでの大勢力を築くきっかけとなる。