| Fairway | Phalaris | Polymelus |
| Bromus | ||
| Scape Flow | Chaucer | |
| Anchora | ||
| Lady Juror | Son-in-Law | Dark Romand |
| Mother in Law | ||
| Lady Josephine | Sundridge | |
| Americus Girl | ||
| Outbleed | ||
軽いフェアウェー×鈍重サンインロー系牝馬の配合。
母母のレディジョセフィンは数多くの名馬を輩出した繁殖牝馬で、子孫には良質なスピード馬が多い。そのため、父系母系双方から良質なスピードを受け継ぎ、それを母父のサンインローがうまくサポートしている形ななっている。
産駒は安定した成績を残すものの、中距離以下の馬が多く、長距離の大レースでの活躍馬は少ない。
しかし、母の父としては一流の長距離馬を輩出しているため、優秀なサポート血統なのかもしれない。
フェアトライアルは、1月生まれにもかかわらず、その発育は遅く、2歳いっぱいは調教ができなかった。また、強い調教ですぐにボロボロになる脆弱な爪質と異常なほどの低蹄のため、普通の蹄鉄は使えず、専用のアルミ製の蹄鉄を使わざるをえなかった。
それらの要因が重なり、初出走はクラシックシーズン真っ只中の3歳5月までずれ込んでしまった。
デビュー戦となるロングリーストSを完勝したフェアトライアルは、続くクイーンアンSも連勝し、初の大レース・エクリプスSに出走する。
このレースは5頭立てながらも前年の二冠馬ウィンザーラッドが出走し、フェアトライアルは2番人気に推された。レース前半から先行したフェアトライアルだったが、ゴール前で差し切られ、結果ウィンザーラッド、セフトに続く3着での入線となった。
その後、秋にセントレジャーSに登録するも、直前にぜんそくにかかってしまい断念。代わりにマイルの小レースを2勝し、3歳を終える。
4歳春には4戦3勝の成績を残し、その年のベストマイラーに選出されるものの、それらの出走レースには大レースはなく、対戦相手も強いとは言えなかったため、その選出は疑問視された。
フェアトライアルは、その血統の良さから種付初年度から198ギニーというかなりの高額の種付料が設定された。
しかし、当初から交尾欲が弱く、また受胎率も良くなかったため、年々交配相手が減少していく。初年の1937年には40頭と交配したが、4年後の1940年には14頭にまで減っている。
そのような状況の中でも産駒の成績はすこぶる良好で、初仔で2歳の英リーディングサイヤーに輝くと、翌年英リーディング5位に、その翌年は15位に落ちたものの、その後は7年連続ベスト10入りし、1950年にはハイペリオンやネアルコを破って英リーディングサイヤーとなった。
産駒においてクラシックレースを制したのは、ランバートシムネル(2000ギニー)、コートマーシャル(2000ギニー)、パレスタイン(2000ギニー)、フェスツーン(1000ギニー)の4頭でダービーやセントレジャーなどの長距離レースを制した馬はいない。
また古馬レースにおいても、長距離の大レースでの優勝馬を輩出していないことから、産駒はすべて中距離以下の馬であるといえる。
一方、ブルードメアサイヤーとしてはメルド(1000ギニー/オークス/セントレジャー)、スプリームコート(キングジョージⅣ&QE)、プレモニション(セントレジャー)などを輩出しており、ステイヤーとして優秀な馬たちも輩出している。