ゴドルフィン・アラビアン

ゴドルフィンアラビアン

さすらいの始祖

1724-1753

サラブレッド三大始祖の一頭。
種としては、18世紀中盤に全盛を誇ったものの、現在はかなり衰えた。
父系に限定しない総合的な影響力は今も強い。

生産国 シリア?

馬主 第2代ゴドルフィン伯爵

戦績 0戦0勝

イギリスに渡るまでの約5年ほどのことは不明な点が多いため、諸説さまざまな逸話が残る。

渡英後は種牡馬として大成する。

Godolphin Arabian

  • -Blank
  • -Lath
  • -Cade
  • -Regulus
  • -Cripple
    • -Gimcrack
  • -Gower Stallion

数多くの名馬を輩出し、一大勢力を築く名種牡馬となった。三大始祖の中では最も成功した所牡馬である。

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イギリスに渡った直後は当て馬として使われていたが、ロクサーナの代役として種付けをした牝馬からラスとケードという優秀な競走馬が生まれたため、以後種牡馬として重用されるようになったらしい。

そのケードがマッチェムを輩出し、この血脈を後世に残すこととなる。

出生不詳

生誕はシリアともイエメンともいわれ、その生誕地から一般的にはアラブ種と言われているが、北アフリカやモロッコ産のバルブ種という説もある。そのため、ゴドルフィン・バルブと記した書も存在する。
生誕当初は「シャム」と呼ばれ、幼少期にチュニス(チュニジア)を経てフランスに渡ったという記録は残っているものの、それ以前の生い立ちについては定かではない。

波乱に満ちたさすらいの日々

数奇な運命をたどったことは確かなようで、エピソードもさまざま。
モロッコ皇帝からルイ14世に献上されながらも、その後、散水車を引く荷役馬の落ちぶれたという話もある。

1729年、イギリスへ

イギリスに渡った後、エドワード・コーフのもと、当て馬として管理された。

小説となった、伝説の馬

死後、ゴドルフィン・アラビアンを主役とした『名馬・風の王』(マーゲライト・ヘンリ著)や『キング・オブ・ザ・ウィンド』(ピーター・デュッフェル著)といった小説が発刊された。
特に、『名馬・風の王』はかなり脚色されているものの、シャムとアグバ少年の流浪の日々を描く感動作で、のちに映画化されている。