ヒンドスタン

ヒンドスタン

日本馬を強化した万能の父

1946-1968

種牡馬として日本に輸入されると、距離やレース展開に左右されない優秀な産駒を数多く輩出した。

生産国 イギリス

馬主 アガ・カーン3世

戦績 8戦2勝

主な勝鞍

  • アイリッシュダービー
  • セントジョージステークス

イギリスでの2000ギニーとエプソムダービーは惨敗したものの、アイルランドに遠征してのアイルランドダービーを勝利。競走馬としては目立った良績は少ない。

Hindostan

  • -ハクショウ
  • -アサカオー
  • -リュウフォーレル
  • -シンザン
    • -ミホシンザン
  • -ヤマトキョウダイ
  • -ダイコーター
  • -ヒカルポーラ

ヒンドスタンは日本において7度リーデイングサイヤーに輝き、日本サラブレッドの質の向上に大きな貢献をした。

特に、シンザンは戦後初の三冠馬となった名馬である。

Bois Roussel Vatout Prince Chimay
Vasthi
Pluncky Liege Spearmint
Concertina
Sonibai Solario Gainsborough
Sun Worship
Udaipur Blandford
Uganda
St.Simon 4x5 / Cantabury Pilgrim 5x5

父ボアラッスルは、セントサイモンの4x3という配合。

母ソニバイは、2代父にゲインズボロとブランドフォードの優秀な種牡馬を持ち、両馬が持つスタミナと素直さがセントサイモンが伝えた気の強さを中和させている。

そのせいか、産駒はスプリンターからステイヤーまで幅広く、レース展開に自在に対応できる馬を多く輩出した。

日本での種牡馬生活

現役引退後、1950年からアイルランドのゴルグラン牧場で種牡馬として供用されたものの、めぼしい成績もあげられずに、1955年に日高軽種馬振興会により日本に輸入された。

浦河の荻伏種馬所で供用されたが、数多くの有力種牡馬が輸入されており、高い種付け料も相まって、当初はそれほど人気はなかった。

優秀な種牡馬

1961~65、67、68年の7度日本リーディングサイヤーとなり、産駒の重賞勝鞍113はサンデーサイレンスに抜かれるまではトップの勝鞍数であった。

Hindostan x Swynford&Chaucer<母Canterberry Pilgrim>

ヒンドスタンは、Canterberry Pilgrimの仔Swynford・Chaucer兄弟の血をひく牝馬との相性がよく、ハクショウやリュウフォーレルなどがそれにあたる。

Hindostan x Gainsbourough

ヒンドスタンの3代父ゲインズボロのクロスも効果的で、シンザンを筆頭に、ヤマトキョウダイ・ヒカルポーラ・アサカオーなどのGⅠ馬を数多く輩出した。

Hindostan x Blandford

ヒンドスタンの3代父ブランドフォードのクロスも有効で、ミハルカス・ウメノチカラ・シンツバメ・ワイルドモアなどがそれにあたる。主にプリメロ産駒牝馬との配合で、プリメロxブランドフォードの配合がこの時代の流行であった。

日本サラブレッド配合史(競馬通信社)

サラブレッド血統辞典(二見書房)