ストックウェル

ストックウェル

種牡馬の皇帝

1849-1870

11頭のクラシックホースを輩出し、産駒のクラシックタイトル数17を記録した、まさしく種牡馬の皇帝でる。

生産国 イギリス

馬主 ブラウンロウ・セシル・エクスター

戦績 20戦12勝

主な勝鞍

  • 2000ギニー
  • セントレジャーステークス

2歳時は2戦0勝も、3歳初戦となった2000ギニーで初勝利。エプソムダービーを大敗するも、その後連勝を重ね、セントレジャーで2冠目を取る。
古馬になってからは振るわず、相手が競走中止したマッチレースでの勝利のみ。

Stockwell

  • -St. Albans
  • -The Marquis
  • -Blair Athol
  • -Lord Lyon
  • -Achievement
  • -Doncaster
    • -Bend Or
      • -Bona Vista

種牡馬としては、英リーディングサイヤーに計7回輝き、『種牡馬の皇帝』とまで呼称された。
三冠馬ロードリヨンを筆頭に、クラシックウィナーを11頭出し、計17個のクラシックタイトルを取っている。

The Baron Birdcatcher Sir Hercules
Guiccioli
Echidne Economist
Miss Pratt
Pocahontas Glencoe Sultan
Trampoline
Marpessa Muley
Clare

Whalebone=Whisker=Web(Waxy x penelope) 4,4x4

Orville 5x4 / Whiskey 5x5

ストックウェルは、ホエールボーンとウィスカーとウェブの全兄弟妹のクロスを内包する極めて血の濃い配合である。そのため、エクリプス6.6,6x6.6.6.6.7(約12%)のインブリードをもつ。

初勝利が2000ギニー

ストックウェルの活躍は3歳時のみである。

2歳時に2戦するも勝ちきれず、未勝利のまま2000ギニーに出走した。
しかし、そのレースで2着馬を半馬身抑え、初勝利がGⅠという偉業を成し遂げた。エプソムダービーには大差で負けたものの、その後は連勝を重ね、迎えたセントレジャーステークスで2冠目を手にする。
3歳時を年間で13戦11勝(GⅠ2勝)という成績で終える。

古馬になってからは案外振るわず、4歳は4戦0勝(ロシア皇帝プレートの2着が最高)、5歳時はマッチレースにて対戦相手の競走中止により勝ちを手に入れるものの、そのレースを最後に引退する。

繁殖牝馬の皇后『ポカホンタス』

ストックウェルの母・ポカホンタスは”繁殖牝馬の皇后”と呼ばれ、数多くの名馬を輩出している。
エクリプスの度重なる系統交配が特徴で、Eclipseの6,6,6x6,6,6,6,7とううクロスを持つ。6代祖父32頭のうち7頭がエクリプスということになる。

産駒は、ストックウェルを筆頭に、ドンカスタCの勝ち馬Rataplanやエプソムダービー2着馬King Tom、Ksarの牝祖Indiana、Danteの母馬Araucariaなどを輩出した。

種牡馬の皇帝

ストーンウェルは英リーディングサイヤーに計7回輝いた。
特に、1866年には産駒の勝ち鞍が132を数え、総獲得賞金額61,340ポンドのもなった。この記録は以後68年間破られることはなかった。
また、クラシック馬の輩出数は歴代最多の11頭、産駒のクラシック勝利数もセントサイモンと並び歴代最多の17勝を記録している。

直仔の種牡馬としての活躍はそれほどではなかったが、ドンカスターの仔・ベンドアの出現により大きく発展することとなる。

Stockwell x Galopin

ホエールボーンの累積交配により生まれたストックウェルと、ブラックロックの累積配合で生まれたガロピン(Blacklock 4,5x4)は、互いに異種交配を求めこの配合にたどり着いた。
この配合による産駒の活躍は1910年代において、ファラリスやゲインズボロー・ザテトラーク・マンノウォーなどの数多くの名馬を輩出した。